ペーパーバックを読んでいて
ペーパーバックを読んでいて、ふと、よくないことに気づいた。
最近、本に全然書き込みをしなくなっている自分に気がついたのである。
なぜなら、わからない単語がほとんどないからだ。
昔ならば、わからない単語ばかりだったので、必死にペーパーバックに鉛筆やラインマーカーで書き込みをし、必死で辞書でー電子辞書ではない、ましてやネット検索でもない。レガシーな紙の辞書でー一語一句調べながらウンウンいいながら、1ページ読むのに丸1日かかるようなスピードで読んでいたものだった。
おかげさまで一冊読了するころには本はボロボロになったが、アタマに入った単語の量もハンパなかった。
一冊読むのに1ヶ月かかったが、英語の授業に1年出席するより価値があった。
これからはもう 「単語、わかってるからいいや。わかんなければスマホで検索すればいいや」 という安易な済ませ方は、あえてやらないようにしようと思う。