Surface Laptop買いました:その2
3:フシギなデリートキー
Surfaceで悪名高いのが、この 「右端にデリートキーがあって、その左がわ(内側)にある電源ボタン」 です。
ユーザーインターフェースデザインの基本からいうと、実にヘンテコです。
ありえません。
「キーボードの右上端は電源ボタンがある」というのがデフォルトなんですがね。
その証拠にMacBookでは、右上端は電源ボタンになっています。
どうしてこうなっちゃうのか?というと、それは 「ファンクションボタンの列がもう満杯で、用地に限りあるノートPCでは、どうやりくりしても矛盾してしまうから」 なんでしょうきっと。
Windowsの人にとっては、DELETEボタンは電源ボタンよりも重要なんでしょうね(皮肉)
それはなぜか???ーWindowsでは、CTRL+ALT+DELETEが命の次に大事だからです!!(笑)
4:ディスプレイのタテヨコ比
Surface Laptopのディスプレイは、いまどき珍しい3:2の縦横比率です。つまり”1:1.5”です。
実は、結局これが一番自然で仕事しやすい比率なんです。
家庭のワイドテレビは16:9で、だいたい”1:1.8”の比率です。ワイドで迫力ある映画を観るときはこれがベストなんですが、パソコンにはこれはワイドすぎます。
ちなみにA4用紙が1:1.4です。
つまり、Surface Laptopの画面は、A4用紙をヨコにしたのとほぼ同じ、というわけです。
これが、Surfaceでビジネス作業をしているときに ”しっくりくる” と感じる理由です。
5:ディスプレイの美しさ
Surface Laptopの液晶ディスプレイは、他のメーカーのディスプレイと比べて、はるかに美しいです。
MacBookのRetina Displayに、かなり近いカンジです。
ですが、”美しいこと”よりも、「”思ったとおりの色が出る”ことのほうが、実はずっと重要」 です。
たとえば、iPhoneで撮った写真をインスタにアップして、そのインスタの画面をWindowsのIEやEdgeで鑑賞するとき。
他のメーカーの、品質の低いディスプレイでインスタのサイトを見ると、 「あれ?iPhoneで撮ったときの色と違うなぁ」 というギャップを感じてしまいます。(会社のパソコンの画面で自分のインスタサイトを見てみれば、すぐわかります)
これは、OSレベルでカラーマネジメントシステムがしっかりしていることと、ディスプレイの品質とガンマが正確かどうかに依存しています。
この点は、Appleの製品はMacもiPhoneも完全にキャリブレーションができています。
なので、iPhoneで撮った写真をMacで鑑賞するかぎり、ドンピシャで色が合っているわけです。
Surface Laptopのディスプレイのガンマの品質は、Appleほどではないにしても、かなり正確です。
色にウルサイ方はもちろん、そうでない方も、こういった、色再現が正確なモニター/ディスプレイを、ぜひ使っていただきたいと思います。
なにしろ毎日見る画面ですからね。ヘンな色の画面に毎日つきあっていると、アタマがヘンになります(苦笑)