《くませんせいはおいしゃさん》
絵本が果たす大事な役割のひとつに、 「重い病気でずっと病院に入院している子どもたちを元気づける」 というのがあります。
この 《くませんせいはおいしゃさん》は、そういった子どもたちが主人公で、そんな病院の院長さんである “くませんせい” や “ぶたのかんごしさん” が、毎日毎日いろんな工夫をして子どもたちの心を少しでも和らげようとがんばっているストーリーです。
短いストーリーですが、ベッドタイムに読み聞かせているうちに、私たち大人のほうも胸が熱くなる一冊です。