《ジェフ・ダウンズが語る》: 5
イエスとARWが同じ街でライブをしていたら、見に行きますか?
いや、行かないね。行かない。彼らには彼らの目標と方向性があるんだ。
あなた自身は、リック・ウェイクマンやキース・エマーソンのような”ショウマン”のようなキーボードプレイヤーになりたいと思いますか?
思わないね。絶対ない。
僕は、大きな音楽の中の重要な一部でありたいんだ。
自分の個性を前面に出したくはないんだ。自分のキャラクターにに合っていること合っていないことは、自分でよくわかっているつもりだよ。
「いつも必要とされる存在」になるには、何が必要なんでしょうね?
さぁ・・・たぶん、「友情」なんじゃないかな。
一緒にやる相手として、ボーカリストとギタリストでは、どちらが”めんどくさい”ですか?
ボーカリストのほうが”めんどくさい”かな。でもボーカルは、センターに立つのが仕事だからね。
ギタリストは、全然めんどくさくないよ。ギタリストもギタリストで、自分の仕事をしてるだけだから。ときどきポーズをキメてね(笑)
自分の過去を振り返って「オレもがんばってきたな」と思うことはありますか?
自宅の庭でボーっとして・・そしてスタジオに行って、壁に飾られたゴールドレコードを眺めて「オレもがんばってきたな・・」って?
それはないね。僕は自分にチャレンジし続けるのが好きなんだ。
イエスにいることっていうのは、すごく面白いことでね。いつも新しい取り組みをしてるんだよ。
それが自分には面白くてね。常にモチベーションを高められるんだ。
音楽の世界に入った頃の23歳の自分に、今の自分が声をかけることができるとしたら、なんて言いますか?
(爆笑)「迷い続けろ」だね(爆笑)
お・し・ま・い!
ご静聴ありがとうございましたm(__)m