『僕は、大きな音楽の中の重要な一部でありたいんだ。自分の個性を前面に出したくはないんだ。自分のキャラクターに合っていること合っていないことは、自分でよくわかっているつもりだよ。』

『グレッグ・レイクは、一緒に仕事するのは難しいタイプだったね。いいやつだし、すばらしいミュージシャンなんだけど、とにかく完全主義者なんだ。６ヶ月一緒に仕事して、６曲しか作れなかったんだ。ある日突然「今日は歌いたくない」と言いだしたり。。。「終わりの見えないプロジェクト」だったね。』

『イエスが活動していなかったこともあり、「イエスに代わる、イエスのようななにか」を会社は模索していたんだ。カール・パーマー、ジョン・ウェットン、それからリック・ウエイクマンかエディ・ジョブソンといったメンツで。』

『あの当時、イエスもバグルスも、同じマネジメント会社の所属だったんだ。それで同じスタジオの隣り合わせだったんだ。ある日イエスの３人（クリス／スティーブ／アラン）が、「なにかイエス向けにいい曲ないか？」って訊いてきたんで、僕らのアイディアをいくつか提供したんだ。

そんなこんなのやりとりをしているうちに”融合”してしまったんだ。』

PROGマガジンに掲載されている、ジェフ・ダウンズのインタビューです。素敵なことを話してくれているので、抜粋して紹介いたします。